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2007年3月、京都市伏見区の能栄寺に、新しい納骨堂が完成。その屋根に新日鐵チタンが採用されるとともに、その天辺を飾る宝珠もまた、新日鐵チタンで製作されています。 チタン製宝珠の採用は初めての試みですが、新日鐵独自の表面発色技術により、金箔貼りの宝珠に匹敵するような優美な光沢を放っています。 チタンの採用により、酸性雨や排気ガスによる劣化が防止でき、また、チタン自体の表面に形成した酸化被膜により発色させていますので、箔貼りのような剥離の心配も不要となります。 2007年6月竣工をめざし、着々と工事が進む浅草寺・宝蔵門において、本瓦棒をはじめ鬼飾りまで、すべてチタンが採用され大きな反響を巻き起こしていますが、それとはまた一味違ったオールチタン製屋根の登場となりました。 なお、本物件においても、株式会社カナメが屋根の施工・宝珠の据え付けなど一式を担当、また、宝珠の製作はルーフシステム株式会社が担当するなど、浅草寺宝蔵門でチタン屋根に新たな可能性を拓いた各社の技術が発揮されました。 近ごろ、建材用チタンに対する精緻な加工技術が鋭意開発されており、既存の金属屋根の領域を、ほぼカバーしつつある状況です。 それに伴い、屋根材としてトータルにチタンを採用する流れが広がるものと期待されます。 |
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