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新日鐵チタン採用 |
2008年3月7日 | ||||
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ますます過密化する羽田空港。現在の29.6万回でも限界に達した年間発着能力を40.7万回に増強するため、4本目の滑走路の建設事業が進行中です。 場所は既設空港の沖合い海域。その構造は、関西国際空港、中部国際空港等にも用いられた埋立構造を主としていますが、一部は多摩川の河口域にかかるため、その流れを堰き止めないよう桟橋構造を採用。 50haという広大な桟橋は、飛行機が安全に離着陸でき、かつ地震にも強い構造となるよう、杭を海底下70mの深さまで地盤に打ち込み、その杭に鋼製のジャケットを被せ固定するといった工法が採られています。 ただし、その際に課題となるのがジャケット部分の防食性。しかもこのプロジェクトでは、空港施設の長期安定性確保ため100年保証が求められました。 そういう中で採用されたのが、下部ジャケットを新日鐵チタンを使用したカバープレートで覆うという方法。 桟橋部は広大な床に覆われているため、付着した海水塩分の降雨による洗浄効果が見込まれず、また、海上部であるため補修も容易でないという厳しい条件下においても、チタンのすぐれた耐食性が証明されることでしょう。 ![]() |
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